いつもの通勤路の途中に東名高速道路・横浜町田ICがある。
今日は、その近くの取引先に立ち寄ってから出勤というスケジュール。
折しも、今日から東名高速道路の集中工事が始まるので大渋滞を予想していたのだが、
予想に反してスムーズに取引先に到着した。
所用を済ませ、またいつもの通勤路へ戻る。
ここはいつものように渋滞により、ダラダラとした流れになっている。
流れに身を任せながら煙草を燻らせていると、後方から鳴り響くサイレン音。
路側帯をレスキュー隊の車、消防車、救急車が駆けていく。
事故だ。
更なる渋滞を覚悟し、クルマを進める。
すると、意外にもすぐ先の中央車線が事故現場らしい。
片側三車線の道路なので中央車線を走行している車輌が、
まるで十戒の海が割れるシーンのように、左右に散っていく。
事故現場では2トントラックが乗用車に見事に突っ込んでいる。
取引先に着く直前に見たカーナビのVICS情報では、
この事故現場辺りが渋滞最後尾だったようなので、
トラックは居眠りでもしていたのだろうか?
乗用車は後部がつぶれ、運転手がグッタリしている。
確実に鞭打ち症になってしまっただろう。
ふと、よく見るとその乗用車は、
オイラが取引先に着く直前まで、オイラの前を走行していた車輌だった・・・。
立ち寄りが無ければ今頃どうなっていただろう?